淡路市夏まつり

淡路市夏まつりの花火

淡路市夏まつりは淡路島の明石海峡公園で開催されるお祭りです。
ステージイベントや屋台だけではなく、夜には5000発もの花火が打ち上げられます。

近隣の「みなとこうべ海上花火大会」は打ち上げ数6500発で約33万人も来場するので屋台も花火も早い時間から非常に混雑しますが、
淡路市夏まつりの人出は約5万人と花火の打ち上げ数がそれほど変わらないにも関わらず、アクセスが車やバスに限られるが故、人出が少なく早い時間から場所取りなどをせずとも十分楽しむ事が出来ます。

メインエリアの明石海峡公園内に遊びに来ているのはファミリーやカップルなどが中心で、都市部のお祭りなどでよく見かけるお酒を飲んでどんちゃん騒ぎをする人達や、騒音を撒き散らす暴走族のような迷惑な人達もおらず客層が良いです。

花火までの待ち時間は明石海峡公園内にイベントステージや屋台、アスレチックやお子様向けの小さなプールなどの施設があるのでファミリーでゆっくりと過ごす事が出来ます。また広大な敷地の園内にはたくさんのカラフルなお花が咲いています。タコや火鳥の花壇、展望エリア、淡路夢舞台などインスタ映えするスポットも多く友達同士やカップル、夫婦でも退屈せずに過ごせるでしょう。

淡路市夏まつり当日は嬉しい事にこれらの施設を全て無料で利用する事が出来ます。駐車場も無料です。
普段の明石海峡公園は入場料大人450円、駐車場500円が必要なので無料で遊べて花火も見れる特別な日が淡路市夏まつりです。

淡路市夏まつりの取材に行ってきましたので、多くの方が気になるであろう駐車場や渋滞の話、花火の見える場所や穴場スポット、屋台やイベント、その他の公園内施設の事についても紹介していきます。

花火打ち上げ場所

淡路市夏まつりの極秘マップ

花火は赤●から打ち上げられます。
とにかく近くでど迫力の打ち上げを見たいという方は臨時駐車場から立ち見で鑑賞する事も可能です。ゆっくり座って2箇所から打ち上げられる花火すべてを視界に入れて鑑賞したいという方はメインエリアから鑑賞するのがおすすめです。
臨時駐車場と会場を繋ぐ歩道橋は花火の30分前である19時半〜20時半の間通行止めとなりますので、移動する事はもちろん、歩道橋から鑑賞する事も出来ませんのでご注意ください。

花火がよく見える場所

メインエリアとその周辺、臨時駐車場などのどこからでも見る事が出来ますが、一番見えるのは①の場所と②の場所です。
なぜなら、①のエリアの歩道橋に近い部分は視界を遮る木やフェンスがなく低い柵があるだけだからです。②のエリア周辺も視界を遮る障害物が少ないです。
メインエリアは周囲を囲むように大きな木が茂っているので打ち上げ場所まで見渡す事は出来ませんが、花火は高く上がりますから安心してください。

場所取りに必要な物

淡路市夏まつりの会場である明石海峡公園ではレジャーシート以外にもテントや小型タープ、アウトドアチェアなどが使用出来ます。
お昼頃から来られる方の多くがワンタッチテントを使用した場所取りをされていました。
日差しも強く、とにかく暑いのでお持ちであればテントを持参される事をおすすめします。テントの貸し出し等はありません。
ちなみに、パラソルの持ち込みは禁止されているようです。

①の鑑賞エリア

歩道橋の正面は障害物がなく打ち上げ場所である海を一望出来ますが、通路ですから場所取りやその場に立って鑑賞する事は出来ません。
しかし、歩道橋の左側(マップ①の鑑賞エリア)は場所取りが許されているのでここからなら花火の真っ正面から大迫力の花火を楽しむ事が出来ます。
こちらは花火の特等席のようなエリアなので午前中には空き場所が全てなくなりました。
①のエリアで鑑賞するなら公園のオープンと同時に来園される事をおすすめします。
幸いな事にシートでの場所取りが許されているので午前中に場所だけ取っておき花火の前に戻ってくるのでも問題ないルールのようでした。

②の鑑賞エリア

②の鑑賞エリア

②の鑑賞エリアはスペースが狭く最大10組程度しか場所を取る事が出来ませんが、打ち上げ場所の両方を視界を遮るものなく見る事が出来ます。
こちらも①の次に人気がある場所であり午前中〜お昼頃までに空き場所がなくなりました。
淡路市夏まつりの花火では音楽に合わせて花火が打ち上がる演出があるのですが、②の前方にスピーカーが設置されているのでより臨場感のある花火と音楽のコラボレーションを楽しむ事が出来ます。

③の鑑賞エリア

③の鑑賞エリア

③の鑑賞エリアは②の通路を挟んだ後ろにある芝エリアです。
②と同様に視界を遮る障害物がないので打ち上げ場所の海まで一望する事が可能です。
前には通路がありますが、通路での花火観覧は禁止されておりますので前に人が立ち花火が見にくくなる事はありません。
この場所はお昼頃には埋まりますのでここから見たい場合はお昼迄には場所取りに来るようにしてください。

④の鑑賞エリア

  • ④の鑑賞エリア通路に面した場所

④の鑑賞エリアはお昼頃から徐々に埋まり始めます。
通路に面した場所は視界を遮る障害物がないので③のエリアや①のエリアの後方と同じように見る事が出来ますが、その後ろの部分は木が邪魔になります。
通路に面した場所はお昼過ぎには空き場所がなくなっているようでした。

写真2枚目の部分は視界前方に木が茂っているので打ち上げ場所まで見渡す事が出来ません。
そのため人気はそれほどなく17時前に撮影した写真ではまだ空いている場所があります。夕方から来ても場所取りは問題なさそうです。

⑤の鑑賞エリア

⑤の鑑賞エリア

ここは屋根があるので花火はほとんど見えないです。そのため17時を超えてもガラガラでした。
椅子が設置されているので花火までの待ち時間に休憩するのには良さそうな感じでした。

⑥の鑑賞エリア

⑥の鑑賞エリア

17時頃の時点でもガラガラでどこでも好きに場所を取る事が出来ます。
視界前方には木が生えているので打ち上げ場所まで見渡す事が出来ませんが、2つの打ち上げ場所の真ん中らへんのエリアなので2箇所で打ち上がる花火の両方が無理なく視界に入ります。
前方は木が高く生えているので前に場所を取りすぎると逆に視界が遮られてしまうので、後ろの方が綺麗に見えるようでした。
中途半端な時間に来て④のエリアの悪い場所を取るよりは、ゆっくり来て⑥のエリアから見る方がおすすめです。

⑦の鑑賞エリア

⑦の鑑賞エリア

ここは広い芝生なので場所がたくさん空いていて花火の直前に来ても余裕です。
⑥のエリアと同様に視界前方には背の高い木が並んでいて、他にも屋台、メインステージがあるのでなるべく後ろの方から見るのがおすすめです。

駐車場

臨時駐車場の空き状況

淡路島への交通手段は車がメインとなるので駐車場の空き状況は気がかりではないでしょうか?
明石海峡公園の駐車場は3000台まで無料で駐車可能です。ただし周辺には有料駐車場を含めて駐車場が少ないですから満車には気をつけましょう。

誰かのサイトに「駐車場は午前中で満車になるから駐車場難民にならないよう午前中に来る必要がある」と書かれていましたがそのような事はないので安心してください。
メインの駐車場は夕方迄には満車になっていたようですが、臨時駐車場は写真を撮影した16時でも非常に余裕があります。
花火の打ち上げ時間が近くなるにつれ徐々に埋まっていきましたが、1時間前でもまだ満車にはなっていないように見えました。

ただし、花火の時間が近くなると周辺の道路が混雑してしまうので、遅くても1時間前には駐車できるように段取りをしておきましょう。
臨時駐車場から花火を見るのであれば問題ありませんが、臨時駐車場から公園に繋がる歩道橋は花火の30分前から通行止めとなる事を忘れないでください。

ステージイベント

  • イベントスケジュール

淡路市夏まつりは花火の他、ステージイベントも開催されています。
津名中学校文化創造部による太鼓の演奏、津名高校吹奏楽部によるアニソンや懐かしい昭和の名曲の演奏、和太鼓集団 鼓淡による迫力のある和太鼓の演奏を見学してきました。

屋台

屋台

屋台の数はざっと見で30店舗程でした。
食べ物はお昼の時間は並ばずに買う事が出来ましたが、19時頃になると人気のお店は列が出来ていました。
焼きそば、カレー、唐揚げ、きゃべつ焼き、たこ焼き、イカ焼き、ポテト、串焼きなど定番のものの他、淡路島らしい玉ねぎや、タコ串焼き?のようなものや、淡路島の食材で作ったハンバーガーなども見かけました。

一般的な屋台の他に、淡路市商工会が運営されている屋台がたくさんあり、そこでは地元の小学生達が「いらっしゃいませー」と元気な声でお店をやっています。私がたまごせんべいを注文すると料理を作るのも子供達が担当の様子で美味しそうに作って提供してくれました。
その他にも射的の屋台も淡路市商工会の子供達がお客さんの勧誘と運営をしてました。お祭りの射的といえば、的が張り付いていて良い商品は絶対に落とせないイメージがありますが、子供達がズルい細工をしているとは思えず妙に安心感がありました(笑)

花火までの待ち時間の過ごし方

淡路市夏まつり当日は明石海峡公園の入場料が無料ですが、公園内の施設はいつも通りに利用する事が出来ます。

移動動物園

  • 動物とふれあえる

2019年は移動動物園が来ていました。毎年来られているとは限りませんのでご自身で確認をお願いします。
移動動物園は触ったり、餌をあげてもいい動物が多いのが印象的でした。
大きな動物だけではなく、蛇やトカゲにも「自由に触ってください」と書かれていました。
私は噛まれるんじゃないかと不安で触りませんでしがた、子供達は躊躇なく大きいトカゲを触っていました。
これだけ多くの動物を見て・触れ合え・餌をあげれるにも関わらずお金はかかりません。全て無料で時間を潰す事が出来ました。

子供用のプール

  • プール

プールというより水遊び場と言った方が適切かもしれませんが、小さな子供向けの水遊びが出来る施設があります。
お子様連れなら忘れずに水着を持っていきましょう。利用料金は無料です。
午前中から来られているお子様連れの方はプールの周辺にテントを張っている方が多くおられました。
花火がよく見える場所では紹介していませんでしたが、プールの周辺からもちゃんと花火が見えるようです。

関西最大級の大型遊具

  • アスレチック

未就園児から小学生まで満足出来る長さ130m・高さ14m・幅40mの関西最大級の大型遊具を無料で遊ぶ事が出来ます。
滑り台だけでも急スライダー・トンネルスライダー・ローラースライダーなど8種類もあります。
他にも、ぶらんこや砂場、ターザン滑車、ウォールクライムなど合計150種もの遊具がありお子様は時間を忘れて楽しむ事が出来るでしょう。

わくわく昆虫フェスタ

わくわく昆虫フェスタの様子

7月13日〜9月1日まで開催しているわくわく昆虫フェスタにも無料で入場する事が出来ます。
無料なのは淡路市まつり当日のみですから非常にお得な1日です。
また、昆虫フェスタは年によっては開催日が異なる事、内容が異なる事、開催されていない可能性もございますので各自で公式ホームページをチェックして下さい。

わくわく昆虫フェスタでは過去に見た事のないような珍しい生きてるカブトムシやクワガタムシが数十種展示されています。
標本の展示もたくさんありちょっとした昆虫館のようです。青色に輝くチョウの標本がとても綺麗で印象的でした。
別途費用が必要ですが、昆虫のダンボールクラフト制作イベントもやっていましたのでお子様の夏休みの自由研究などに利用出来るかもしれませんね。

お花鑑賞

入場口のタコ型のお花

明石海峡公園にはたくさんの綺麗なお花が咲いています。
東浦口ゲート付近にはタコの形をした花壇や、高さ4m・長さ30mの立体的な火鳥型の花壇もあります。
他にも花火のシーズンはたくさんのひまわりが咲いています。写真映えするスポットでもあるので淡路市夏まつりに来られた際はぜひ訪れてみて下さい。

アクセス

メインエリア 明石海峡公園:兵庫県淡路市夢舞台8-10
駐車場 3000台(無料)

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